【9】白兵戦フェイズ内の攻撃の解決


【9】白兵戦フェイズ内の攻撃の解決


 以下の手順で白兵戦による攻撃を解決します。

@攻撃方法の決定
 攻撃に使用する武装を決定します。

A目標の決定
 攻撃目標を決定します。同じ白兵戦に参加している敵ATの中から1体を選びます。

B攻撃判定
 Aで選んだATに対し、サイコロを振って攻撃判定を行います。
 攻撃の判定基本値は[3]です。3以上の目が出れば命中です。
 なお、白兵戦では一部の武装による修正を除き、遮蔽物の効果や移動による命中修正はつ
きません。3以上の目を出すことで命中となります。
 その際、6の目が出たら必ず成功、1の目ならば絶対に失敗とします。修正された攻撃判定
の値が0以下、あるいは6以上だったとしても、サイコロを振って6なら絶対成功、1なら絶対失
敗です。

C反応チェックと反応行動
 Aで目標にされたATはBの命中判定のサイコロの出目を目標としてサイコロを振り、それ以
上の数が出れば反応チェックは成功です(Bの命中判定のサイコロと同時に振ると盛り上がる
かもしれません)。
 なお、同フェイズに複数のATから攻撃された場合、二回目から反応チェックのサイコロに−
1ずつの修正が付きます。
 反応チェックに成功した場合、以下の行動から二つ選択できます。

*回避
 白兵戦攻撃を回避し、直ちに5cm移動します。
 この移動の結果、白兵戦距離から離れても反撃が終了するまで白兵戦状態は継続されま
す。

*盾で防御
 盾などの防御兵装を装備しているATは、攻撃を防御することができます。攻撃によるダメー
ジは、盾が受けることになります。
その結果、盾のHPが0になった場合は盾が破壊され、以後この行動が選択できなくなります。
なお、盾で防御した場合、クリティカルの際に発生する特殊効果(アームパンチによる転倒効
果など)を無効にすることができます。
 盾で防御した後の反撃には、+1の命中修正が付きます。

*反撃
 白兵戦による攻撃を受けたATは、白兵戦武器を使って攻撃を仕掛けたATに反撃をすること
ができます。その際、その時点で装備している武装が白兵戦に対応していなかった場合は、そ
の武装では反撃することができません(右手にヘヴィマシンガンを装備していても左手のアー
ムパンチで反撃できます)。
 しかし、対応していない武装を投げ捨てることにより、標準装備のアームパンチによる反撃が
可能です。ただし投げ捨てた武器/装備品を拾って再装備するには1行動かかります。
 反撃を行うATは、@〜Bの手順に従って解決してください。ただし命中判定には−1の修正
が加わります。反撃が命中した場合、Dのダメージの算出をおこなってください。
 盾で防御を選択した後の反撃は、Dのダメージ算出の後に反撃をおこないます。

Dダメージの算出
 攻撃判定に成功し、なおかつ敵ATの反応により攻撃が無効にならなかった場合、ダメージを
決めるサイコロを振ります。
 武装ごとに決められた修正を加え、ダメージを算出します。


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